弁護士の小峰です。
みなさまGWはどのように過ごされましたでしょうか。

GW中、車でお出かけされた方も多いのではないでしょうか。
気をつけて安全運転をしていれば事故を起こすことを防ぐことはできますが、どんなに安全運転をしていても、交通事故に遭ってしまうということは防ぐことはできません。
(もちろん、世の中で自動車に乗っている全員が安全運転をしていれば防げるのですが) 
そこで、今日は交通事故についてお話ししようと思います。

交通事故に遭ってしまった際には、通常、加害者の加入している保険会社から連絡が来ます。
そして、損害賠償の額の提案がされますが、この額が妥当かどうかがよく問題となります。

交通事故の場合に、損害賠償として請求できるものとして主なものは、
治療費・車の修理代
休業損害(事故でけがをしたため仕事を休まなければならず、得られなくなった利益)
慰謝料
後遺症損害
 です。
他にもいろいろありますが、大きなものは上記のものです。

保険会社も上記のような分類で項目を分けて、それぞれ○○円で、合計○○円支払いますと提示してきます。
治療費や車の修理代は、実際に支出した額があるので、わかりやすいですが、その他についてはどれくらいが妥当なのか、保険会社の提案を受けていいのかがわかりにくいと思います。
その中で、特に「何を基準に決めているの?」という疑問が多いと思われるのが慰謝料です。

慰謝料については、もちろん保険会社も一定の額を提示してきます。
この提示額は通常、保険会社内部で決められている基準に従って決定されています。
ただ、弁護士から見れば、裁判した場合などと比べて低い額になっていることが多いです。

私たち弁護士はこのくらいが妥当だろうという額をアドバイスしますが、その際には、裁判だとどれくらいになるかを考えてアドバイスをします。
その際に参考にしているのが、
日弁連交通事故センター東京支部が発行している
民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準
通称 赤い本
と呼ばれる本です。
これは、裁判実務に基づいて、損害賠償額の基準を解説している本です。
裁判実務もこれを参考にしていたりするので、私たち弁護士もこの本を参考にしています。

この本では、慰謝料額を入通院期間がどれくらいかを基準として決定しています。
通院2ヶ月・入院1ヶ月なら○○円、通院3ヶ月・入院2ヶ月なら○○円という感じです。

もちろん、個別具体的な事案によって、最終的な額は変わりますが、入通院期間が基準としてまずは重要なファクターになるということです。

おわかりいただけましたでしょうか。


上記赤い本は書店では売られていませんし、最終的な額は過失割合などを斟酌する必要もありますので(なお、事故類型別の過失割合についても上記赤い本に掲載されています。)、交通事故に遭った際には一度弁護士に相談されることをお勧めします。


当事務所でも交通事故相談を受け付けています。
相談のご予約は
0120-413-127
までお願いいたします。


小峰